青山MIXにて繰り広げられる水曜深夜のロッカーズ・ミーティング
"CARIBBEAN DANDY" から
パイレーツ・チョイス第2弾が登場! その名も
"COMBAT ROOTS"

(TEESHIRT and EXTRA CD)
大絶賛発売中!!!
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01.Riders in the sky -THE SONS OF THE PIONNERS
02.Brand new cadillac -VINCE TAYLOR
03.Sea cruise -FRANKIE FORD
04.Junco partner -PROFESSOR LONGHAIR
05.Chicken scratch -RUFUS THOMAS
06.Time is tight -BOOKER T. AND THE MG'S
07.Time is tight -THE SOUND DIMENTIONS
08.Wrong emboyo -THE RULERS
09.Pressure drop -THE MAYTALS
10.Armagedeon time -WILLIE WILLIAMS
11.Peace treaty special -JACOB MILLER
12.Revolution rock -DANNY RAY
13.Dub rock -THE MEXICANO
14.Police and thieves :soldier and police war -JUNIOR MURVIN +JAH LION
15.BOBBY FULLER FOUR
16.Police on my back -THE EQUALS
17.Look here -MOSE ALLISON

ZOOT SUNRISE SOUNDS Inc. (C)2004

SATORU FUJII : *CARIBBEAN DANDY/**GROOVY ROCK CARAVAN/***STEPPA
TETZ MATSUOKA : *CARIBBEAN DANDY/#CLUB SKA/***STEPPA
KAZUHIRO SUDO : *CARIBBEAN DANDY/**GROOVY ROCK CARAVAN/***STEPPA
KSK AMEMIYA : *CARIBBEAN DANDY/***STEPPA

*Every wednesday nite & Every 1st. saturday nite@aoyama MIX
**Every 3rd. sunday nite@shibuya ROOM
***Every 2nd.monday nite@shibuya ROOM
#Every last saturday nite@club WIRE

with ICHI-LOW. SAWAFUJI. and FURUYA

OH MY GOD!なんでこんなにFXXKIN'グレートな選曲が出来ちゃうのよ?
オレんとこの『LONDON NITE』シリーズにタメ張るようなモンがいたとは!
サトルとテツとホテーのマニアでおバカな奇蹟のコンピに心から
LET'S THE GOODTIMES ROLLだぜ。 

大貫憲章/KENSHO ONUKI(KENROCKS)

CLUB SKAなどでDJとして活躍する松岡徹は優れた選曲家、DJである。
彼が優れているのは例えば、その成熟した視点、忘れないユーモア、
繊細な音質、洒脱なメロディ感覚にある。
一方、偉大なるパンク・バンド、THE CLASHの曲の多くが
カヴァーであったり、過去の曲の影響下にあったことは
知る人ぞ知る事実だが、それを掘り起こし、実証し、
ここまできちんとパッケージにしたのは
松岡徹がいなければ不可能だった。
そして、この仕事は世界に誇れる仕事だと思う。
歴史的な確認作業と音楽的探究心に満ちた「COMBAT ROOTS」に
テキーラをもう1杯。
ショット・グラスを並べろ!

荏開津 広


青山MIXにて繰り広げられる水曜深夜のロッカーズ・ミーティング
"CARIBBEAN DANDY" から藤井 悟、松岡 徹、須藤一裕とヤングセレクターによる
パイレーツ・チョイス第2弾が登場! その名も"COMBAT ROOTS" !!

このメンツが選曲したコンピのタイトルが"COMBAT ROOTS" だったらニヤっと
するだけじゃ済まされない、次にインデックスを見てオオーっと唸りをあげるのは
目に見えているからだ。僕自身もそうだった。ここまで露骨にクラッシュへの
愛情たっぷり、趣味丸出しのコンピがその辺のCDストアに売ってる訳がない。
まるでアノ"SANDINISTA!"のようにとっ散らかった、思い付いた曲を片っ端から
収録していったかのようなラフでタフなセレクションである。
1982年4月21日、英国ロンドンにあったDBC(Dread Broadcast Corp.)なる
パイレーツ・ステーションでオンエアされた伝説のプログラム"RADIO CLASH" は
ジョー・ストラマーとポールシムノンの2人がディスクジョッキーを担当し、
ロイド・ロビンソン"CUSS CUSS"からプリンス・バスター、デニス・ウォークス、
Jr.ウォーカー、ジェイムズ・ブラウン、ボー・ディドリーなどのナンバーが続々と、
そして途中ジョーのスパニッシュなMCを挟みながら好き放題に曲をかけていくという
60分ほどの構成なのだが、これがもう抵抗出来ないカッコよさ!
単なるクラッシュのルーツを知るというより、始めて聴いた時はとんでもなく
カッコイイ世界を知ってしまったショックの方が大きかった。
(もちろんこの時のオンエアを収録したテープは正式にはリリースされていない。
誰かが記録したカセットに何者かがジャケットを付けてダビングにダビングを重ねた
モノが羽根を付けて僕のもとに飛んで来たのだ。)
クラッシュが様々なルーツミュージックに敬意を表し、彼らの曲中で引用している
ことはよく知られている。それは現在で言うところの(かなり恥ずかしい表現だが)
ミクスチャー的であったり、もしくはDJのクリエイトする手法にも酷似している事が
”COMBAT ROOTS”を聴くと再確認出来る。もちろん、クラッシュがカヴァーした曲や
インスパイアを受けたであろう曲の全てをここに収録している訳ではないが、我々に
音楽の楽しみ方をまた一つ提示してくれた点でも、正しくこれは"RADIO CLASH"的である。 

鎌田 洋 zoot-ss.net